"サイゴンツーリスト・グループ主催の「文化・食の祭典2026」が3月26日にホーチミン市で開幕。全国50以上の団体が参加し、500種類以上の料理と50以上の芸能公演が4日間にわたって展開される。"
ベトナムの大手観光企業サイゴンツーリスト・グループが主催する「文化・食の祭典2026」が2026年3月26日、ホーチミン市のバンタイン観光区で正式に開幕した。
会期は4日間(3月26日〜29日)で、毎日午後3時から午後10時まで開催される。全国の高級ホテル、リゾート、レストランなど50以上の団体に加え、各地方自治体や海外パートナーも出展しており、ベトナム最大規模の食文化イベントのひとつとして注目を集めている。
「500の料理・10の味覚の旅」をテーマに構成
会場は「ベトナム食文化の精髄をつなぐ」をコンセプトに設計されており、西北部の山岳料理、中部の伝統料理、南部の郷土料理、海洋・水産料理、宮廷料理(フエ)、米文化・発酵食品、茶文化、グリーンフード(環境配慮型)、国際料理、現代創作料理という10の食のゾーンに分かれている。
目玉企画「500の料理・10の味覚の旅」では、地域ごとの伝統料理から現代的な創作料理まで、500種類以上の料理が一堂に会する。2025年の同イベントでは約7万人が来場しており、2026年もそれを上回る来場者数が見込まれている。

食と文化の融合:50以上の芸能公演も実施
フードイベントにとどまらず、水上人形劇、中部民謡(Quan Ho)、フエの歌謡(Ca Hue)、南部の伝統音楽(Don Ca Tai Tu)、西原のゴング演奏など、50以上の芸能公演が会期中に実施される。
来場者は伝統工芸の実演・体験にも参加でき、菓子作り、円錐帽(ノンラー)の製作、陶芸などのワークショップが設けられている。また、食文化や観光に関する専門セミナーも開催され、国際的な発信力の強化が図られる。韓国観光公社との連携による文化体験ブースの設置も予定されており、国際色豊かな内容となっている。
旅行会社による大規模な販促企画も同時展開
会期中は、旅行会社による国内外ツアーの割引販売や特典提供が行われる。サイゴンツーリストをはじめとする大手旅行会社が参加し、ベトナム国内旅行や海外パッケージツアーの特別プランが提供される。
ベトナムの食文化を国内外に発信する場として年々規模を拡大している同イベントは、ホーチミン市の観光振興においても重要な役割を担っている。飲食業界への進出を検討している日本企業にとっても、ベトナムの食トレンドを把握する絶好の機会となるだろう。



