ハノイの伝統グルメ3選:Bun Cha Hang Manh・Cha Ca Anh Vu・Pho Suong
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エリア情報 2026年3月18日 3分で読めます

ハノイの伝統グルメ3選:Bun Cha Hang Manh・Cha Ca Anh Vu・Pho Suong

"ハノイの食文化を代表する名店3軒を紹介。ミシュランビブグルマン認定の炭火焼き豚肉麺「Bún Chả Đắc Kim(Hang Manh通り)」、ハノイ名物の香草たっぷりターメリック風味の焼き魚麺「Cha Ca Anh Vu」、そして地元民が朝から行列を作る老舗の牛骨スープフォー「Pho Suong」。ハノイの食の真髄を体験できる3店だ。"

ハノイの食文化は、千年以上の歴史に裏打ちされた奥深い味わいが特徴です。今回は、ハノイを訪れたら必ず味わいたい、ブンチャー、チャーカー、そしてフォーの分野で、地元民から絶大な信頼を得ている名店を3軒ご紹介します。

1. Bún Chả Hàng Mành(ブンチャー・ハンマイン)

業態: ブンチャー専門店

魅力:
ハノイの旧市街、ハンマイン通りに店を構えるこの店は、ブンチャー(つけ麺風の炭火焼き豚肉と米麺)の代名詞的存在です。創業から数十年にわたり、その味を守り続けています。店の前を通りかかると、炭火で豚肉を焼く香ばしい匂いが食欲をそそります。

ここのブンチャーの特徴は、肉厚でジューシーな炭火焼きの豚肉と、繊細な味わいのつくね(チャービエン)。甘酸っぱく、少しピリ辛のつけダレ(ヌックチャム)に、たっぷりの香草と米麺「ブン」を浸して一緒にいただきます。ハノイのローカルフードの真髄を体験できる一皿です。

繁盛の理由:
「ブンチャーといえばこの店」という、長年かけて築き上げたブランド力が最大の強みです。観光客だけでなく、地元の家族連れやビジネスマンで常に賑わっており、世代を超えて愛される「ハノイのソウルフード」としての地位を確立しています。味のブレがない安定感と、昔ながらの雰囲気が、多くのリピーターを惹きつけています。

2. Chả Cá Anh Vũ(チャーカー・アンヴー)

業態: チャーカー専門店

魅力:
チャーカー(Chả Cá)は、雷魚をターメリックやスパイスで味付けし、たっぷりのディルやネギと一緒に油で揚げ焼きにするハノイの名物料理です。Chả Cá Anh Vũは、数あるチャーカー専門店の中でも、特に地元民からの評価が高い一軒。テーブルに運ばれてくる鍋で、客が自ら仕上げて熱々をいただくスタイルが特徴です。

新鮮な雷魚は臭みがなく、外はカリッと、中はふっくらと仕上がります。これを米麺「ブン」、ピーナッツ、香草と一緒に、エビの発酵ダレ「マムトム」につけて食べるのが伝統的なスタイル。独特の風味を持つマムトムが苦手な人向けに、ヌックマム(魚醤)ベースのタレも用意されています。

繁盛の理由:
新鮮な食材と、伝統的な調理法へのこだわりが、食通のハノイ市民から支持される理由です。また、客自身が調理に参加するライブ感あふれる食事スタイルが、エンターテイメント性を高め、友人や家族との会食の場として人気を集めています。専門店ならではの質の高さと、体験価値が両立している点が強みです。

3. Phở Sướng(フォー・スーン)

業態: フォー専門店

魅力:
「スーン」とはベトナム語で「至福」や「満足」を意味します。その名の通り、一杯で至福の満足感を得られると評判のフォーの名店です。ハノイに数店舗を展開していますが、特にディンリエット通りにある店舗は、朝から晩まで客足が絶えません。

Phở Sướngのスープは、牛骨を長時間煮込んで作られ、雑味がなくクリアでありながら、深いコクと旨味が凝縮されています。柔らかく煮込まれた牛肉と、つるつるとした米麺との相性は抜群。お好みでライムを絞ったり、唐辛子やニンニク酢を加えたりして、味の変化を楽しむのもおすすめです。

繁盛の理由:
何よりもまず、スープの圧倒的な美味しさが人気の根幹にあります。流行に左右されない、フォーという料理の本質を追求した実直な姿勢が、長年にわたり多くのファンを魅了し続けています。メニューをフォーに絞り、品質を維持している専門店としての信頼感が、その繁盛を支えています。

出典: VIETNAM INSIGHT 編集部 / MICHELIN Guide

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